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転職ドラフトで27社から指名をもらった中で、Viibar に入社した理由

どうも、 id:sawarabi です。 昨年の2月ごろから業務委託のエンジニアとして Viibar に JOIN し、11月に正社員として JOIN しました。

11月に転職するにあたり転職ドラフトでなんと27社から指名をもらったのですが、その中でなんで Viibar に入ったの?というところを書いていこうと思います。

3行でまとめると

  • 価値観が合うから(ミッションビジョン、中で働く人のキャラクターなど)
  • 人、組織の成長に投資を惜しまないから
  • 我慢強かったから

詳しく

今回の転職活動は以下のような流れで進みました。

  1. 在職中に転職ドラフトに参加する
  2. 転職ドラフトで27社から指名をいただく
  3. 27社と(在職中の2週間で)カジュアル面談をおこなう
  4. 軸と合いそうな8社に絞って面接に進む
  5. 並行して業務委託として働いていた Viibar とも話をする
  6. 最終的に Viibar 含む3社から内定をいただく

本当はカジュアル面談のタイミングは有休消化に入っているはずだったんですが、最後にこれやってーというのを断りきれずに、終業後や昼休みを利用しての連続カジュアル面談というカオスな感じに。

最終的に幸運なことに3社から内定をいただくことができたのですが、どこもいい企業だったのでどこに入社するか、は本当に迷いました。

コピーロボットがいたら全部に入社できるのにーとか、でも本人は家でゲームかなとか、そんなことを考えたりとか。

まあ現実的に一社に絞り込まないといけないよね、というところで、以下の基準で改めて熟考。

この基準は転職活動初期からある程度考えていたものの、転職活動の中でより言語化されていい感じになったものになります。

  • 環境:ライフワークバランス、年収、テレワークなど
  • 軸:自分が大事にしたい価値観、今回の転職で達成したいこと
  • リスク:そもそも三年後に会社が残っているか、プロダクトが成功しそうか、など

比重としては、

  • 環境:10%
  • 軸:70%
  • リスク:20%

という感じ。

幸か不幸か独身で養うものは自分と猫くらいなので、あまり年収などにはこだわらず、リスクも取れるよねということで、自分の軸にマッチするかどうか、を重めにみていました。

で、その基準で考えたときに Viibar がどうだったかというと、こんな感じでした。

環境

  • 年収はシンプルに上がる(ここは他の2社も同じ)
  • テレワークが「選べる」(出社してもいいし、しなくてもいい)
  • ワークライフバランスも良さげ(業務委託としてSlack見ていて、全体的に残業少ない印象だったり、休みが取りやすい印象だったり)

こはちょっとボリュームあるので、少し細かめに。

価値観が合うこと(ミッションビジョン、中で働く人のキャラクターなど)

この辺は、半年くらい業務委託として一緒に働いてみて、また2か月くらい MTG などに出まくって、合うなーと感じました。

印象としては、素直な人が多い、という感じ。

Biz 側、エンジニア側、ともにコミュニケーションは楽というか、変に疲れるとかはないかなーという印象でした。

人、組織の成長に投資を惜しまない

Viibar では外部からスクラムマスタを入れて、組織としてスクラムを勉強、身に付けようとしています。

スクラム導入は最近多いのですが、ちゃんとお金を払って、メンバーの時間も投資してしっかりとそこをやっていこうという企業は珍しいなーという印象でした。

また、その流れでスクラムマスタの研修受けたいといったら、あっさりOKがもらえました(自分に余裕がなくて忘れてましたが、そろそろ受けよう…)。

書籍購入制度もあります(最近どこもやってる気はするけども)。

業務委託として参加していたときに学んだスクラムやチームビルディングの話とか、Viibar での経験が既に他社の面接で活きた、ということもありました。

他社の面接で Viibar の志望度が上がるという謎現象があったり。

結構これが自分としては大きかった気がします。

プロダクト作りに関われる

開発は開発だけやっていればいい、ではなくて、Biz 側、エンジニア含めて全員でプロダクトを作っていくんだ!という意識を MTG に参加していると感じました。

実際 Viibar では、スプリントレビューで実際のお客様を巻き込んで新機能のレビューなどをおこなっていてそこにエンジニアもがっつり関わっていますし。

自分自身は開発だけしていたい、ではなくて、ビジネスにもしっかり関わっていきたいタイプなので、惹かれたポイントの一つでした。

チーム作りの本当に初期の段階から関われる

ある程度の規模の企業だと既に人が居て、その人たちとどうやっていくか、という話になります。

一方、Viibar (というか VideoTouch)ではまだ人が少ないので、どういう人が欲しいか、を考えて採用するところから関与できます。

あとチーム作りについても勉強会をやってたりとか、勉強して、かつ実践しやすい環境が整っているのもポイントでした。

(組織的に)我慢強い

副業探す際に転職ドラフトで6社からオファーもらったんですが、Viibar 以外は「いつ正社員で来れる?」とか、急かす感じが強かったんですよね。

そもそも業務委託のみで、転職は考えてないことを明記してたんですが…。

そんな中、Viibar だけがその辺の話を全くせずに話をしてくれたんですね。

また実際に週一で業務委託として働き始めてからも、Viibar からはその話(正社員云々)は出してこなかったです。

いい意味で我慢強い組織だと思いますし、ちゃんとこちらのことを考えてくれているなーというのが伝わってきたのも入社を決めた理由の一つだった気がします。

リスク

スタートアップというところもあり、当然リスクはあります。

どんなに年収があがろうと、貴重な経験ができそうであろうと、入社して1ヶ月で会社が潰れたら何にもならないですしね。

じゃあ Viibar はどうだったかというと、

スケールするかどうか

当然ですが、スケールするかどうかは賭けの部分もありますよね。

例えば自分は将来的なキャリアパスとして EM、VPoE を目指しているのですが、スケールしなかった場合マネジメント対象のメンバーが増えないので、経験も積めません。

なので、下手したら怒らせて内定がもらえないかも…、という覚悟で色々突っ込んだことも聞いたのですが、怒らずにちゃんと答えてくれました。

で、その上で自分は自分が JOIN するプロダクトである VideoTouch がスケールすると判断したので JOIN した、となります。

その際、自分は業務委託として既に半年以上 JOIN していたので結構バイアスかかってるよなーと思い、人と壁打ちしたりして極力客観的に判断できるように工夫したりしました。

30代という働き盛り真っ盛りの貴重な時間を数年分投資することになるので、なんなら今持っている全財産この会社に投資しても後悔しないか、くらいの勢いで考えた結果の判断です。

(プロダクトとして)整っていない部分が多い

スタートアップといいつつ Viibar は少し事情が違っていて、設立は2013年と既に結構長く続いている会社だったりします。

なので、スタートアップでありがちな環境がガチで整っていない、ということはなく、例えば PC の手配だったり社内システムや環境だったりは既に整っている状態となります。

一方で、VideoTouch というプロダクトでいうとまだまだ整っていない部分が多い状態です。

じゃあそれって悪いことだっけ?でいうと、自分のやりたいことと「整っていない=これから求められること」がマッチしていたので、やりたいことができる(しかもやったら喜んでもらえる)と言う意味で、自分にとって美味しい状況だなーと思いました。

ただ整っていない部分に自分がストレスを感じたり、やりたいこととアンマッチだったりすると辛いので、そこは一つリスクかなーと思ってチェックしていました。

最後に

そんなこんなで、自分は Viibar に入社を決めました、という話になります。

当時のメモを割とそのままに書いているので自分の考えが結構ダイレクトに書いてあったりでちょっと恥ずかしかったりもしますが…。

転職の際の判断軸というところで少しでもご参考になれば幸いです。